b?

b
高血圧緊急症

頭痛、神経所見もなく積極的にCTを撮る必要性は低いでしょう。
かといって夜間すぐに眼科コンサルト、眼底検査ができるかと言われるとなかなか難しい気もします。

dは胸部なら心拡大、胸水など心不全評価目的に。
eは血圧の左右差をみる引っ掛けでしょうか。

問題としてはbでよさそうな気はしますが、夜間の当直帯など、実臨床でこれができるかは微妙かもしれません。
無散瞳で簡易的なら、短時間で眼科医がいなくてもできるとはおもいますが…。

血圧高いで眼科を緊急で呼んでもまずきませんよ。しかも眼底検査って、眼科専用ブースに患者をこさせて、散瞳させるために2時間くらいかかる検査です。脳出血等の除外をしろとのことで頭部CTではないでしょうか。a。

さすがにa

Bで

本症例は高血圧緊急症が強く疑われるため、眼底検査で網膜出血、網膜動脈の狭細化、硬性（星芒状）白斑、軟性白斑および乳頭浮腫（これは脳血管障害合併リスクが高くなる所見）の有無を観察します。これらの所見が緊急症（緊急降圧治療が必要）か切迫症（緊急降圧の対象外）鑑別の判断材料となります。
この場合の眼底検査とは、無散瞳下で行う直像鏡眼底検査を意味します。これは医学教育モデル・コア・カリキュラムにも明記されている必修の検査項目で、要するに、眼科医に頼らなくても直像鏡で後極の眼底を観察できるようにして下さいね、ということなのです。

正解　ｂ

Bです。

ｂかね