eかな

病理の読み方はわからん

d　

表皮に核が大きい細胞がない
真皮内にメラニンを有する細胞が増えているが表皮の中に入ってゆかない
色素性母斑です　　臨床像もホクロですね

色素性母斑：d

10年と長い病歴の褐色斑
易出血性、リンパ節転移など悪性を疑わせる所見なし
組織学的にもメラノサイトが基底層直下にとどまっており、下層へ浸潤する傾向が乏しいことからやはり悪性黒色腫より良性の色素性母斑を考える

a：表皮での異型細胞がみられる。メラノサイトはみられない
b 悪性黒色腫：腫瘍細胞が下床へ浸潤する。臨床的にも転移がみられる
c 基底細胞癌：腫瘍細胞の胞巣状増殖、周囲との間質裂隙形成
e 脂漏性角化症：偽角質嚢腫

D!

c

d?

色素細胞母斑です。
母斑細胞が真皮内で増殖しており、表層近くではメラニンの含有を認めます。
病理像としては典型的ですが、難しい問題ですね。
解答はdです。

d
ホクロのこと
a鉛の記載欲しい
bABCDEに当てはまらない
c癌なら汚い見た目のはず
eわからない

aのBowen病以外は
眼科領域（眼瞼腫瘍）でもなじみが深いのでコメントします。
b（悪性黒色腫）：とにかく異型性が顕著で、細胞分裂像が頻繁にみられます
　　　　　　　　（試験に出題するならこの病理パターン）
c（基底細胞癌）：マクロでは色素沈着と潰瘍の形成が特徴的
　　　　　　　　病理では117A-37で述べたように、辺縁腫瘍細胞の
　　　　　　　　観兵状（柵状）配列が最も特徴的。
d（母斑細胞母斑）：（色素があろうとなかろうと）腫瘍細胞の異型性は
　　　　　　　　　　基本なし。
e（脂漏性角化症）：これは異常角化の一言に尽きます。エオジン好性の
　　　　　　　　　真っ赤な角化層がうず高く盛り上がっているのが
　　　　　　　　　典型的です。

これに加えて扁平上皮癌（高分化型の癌真珠がつとに有名）や
Merkel細胞癌（とにかく赤い色をした腫瘍）を押さえておけば
よいかと腫瘍素人のあすかちゃんは思います。