a 気管支鏡の適応と考えます。重喫煙者で異型角化細胞が出現しており、胸部CTで粗大病変がないので、肺門部における上皮内を主体とする扁平上皮癌の存在が疑われます。

肺扁平上皮癌が疑われ、細胞診だけでは、例えば免疫チェックポイント阻害薬が最初から使えるかどうかは分かりません。組織診が必要なのでa。bcdは肺癌というより、縦隔腫瘍や胸壁腫瘍の検査ですね。eは行いうる検査ですが、ステージングのための検査なので、aよりは後です。

a オレンジG好染、組織診しよう

胸部単純CTで異常を認めないため、フォーカスがわからない以上は気管支内視鏡で探る場所が分からないかと思い、病変部のフォーカスを探るためにeにしました
気管支鏡を実習で見ずに終わったためよくわからないのですが、やっぱりaなのでしょうか⁉︎

108回に過去問であった気がします

気管支鏡を実習で見た時は、画像診断で場所を特定してそこをめがけて検査を行っていました。
場所も分からないのに苦しい気管支鏡を”次に”行うのかと疑問に思い選びませんでした。実際はどうなのでしょうか。

まずは低侵襲の検査から行うのでeです。78歳に場所もわからないのに気管支鏡をいきなりやりません。そもそも原発がLKかどうかもわかないし。