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TOP 第113回 国試速報掲示板 D問題 113D-32 返信先: 113D-32

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バリスタ # Posted on 2019年2月10日 at 18:37 修正  削除

国試的にはeが正解でしょう。
左右差のある脳萎縮、皮質症状(エイリアンハンド)、非流暢性失語、パーキンソニズムなど。

厳密には臨床病名は大脳皮質基底核症候群(CBS)とすべきです。大脳皮質基底核変性症(CBD)は病理診断名です。

CBSを呈する背景病理にはCBD、PSP、パーキンソン病、アルツハイマー病、前頭側頭葉変性症(FTLD)などがあります。この辺の名前の混在がややこしいですよね。

脳室拡大はありますが、これは萎縮に伴うものです。萎縮の強い左で脳室も大きいですよね。iNPHに特異的とされるのは、シルビウス裂が広い割に上っかわ(高位円蓋部)がキュッとつまったDESHの所見です。