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TOP 第113回 国試速報掲示板 A問題 113A-29 返信先: 113A-29

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呼外医 # Posted on 2019年2月11日 at 14:46 修正  削除

正解:a
肺癌診療ガイドライン CQ21.M因子診断のために,必要な検査は何か?
→FDG-PET/CT,頭部造影MRIを行うよう推奨する。
遠隔転移の検索において,FDG-PET/CTは造影CTに比べ感度・特異度が高く,FDG-PET/CTによる遠隔転移診断の感度が77~100%,特異度が93~100%との報告や,肝,副腎での陰性的中率が95%,骨では90%との報告がある。PET陽性ならば偽陽性を考えて、肝エコー、MRIなどの追加も考えられます。
 CTとPETで、この症例ではT1N0M0となり、手術適応と考えられます。
同ガイドライン、非小細胞肺癌の手術適応CQ1から、術前呼吸機能・循環機能をはじめ,総合的に評価・検討を行うよう推奨する、とあり、スパイロメトリー、心電図検査を行います。心エコーは必要に応じて行われると思います。