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TOP 第111回 国試速報掲示板 I問題 111I-43 返信先: 111I-43

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神代あすか # Posted on 2017年2月13日 at 19:44 修正  削除

受診のきっかけとなったのは「右視神経乳頭陥凹の拡大」、つまり
緑内障性視神経症の疑いを指摘されたことにありますので、
問題解決のためにまずおこなうべき検査は
散瞳下での眼底検査で緑内障性視神経症を疑う所見(陥凹の局所拡大、
ノッチング、乳頭出血、網膜神経線維層欠損の有無など)を確認することです。
散瞳眼底検査と同時に細隙灯検査で透光体の混濁(白内障など)評価も重要です。

そして眼底の異常に一致した部位に視野感度異常がないかをHumphreyもしくは
Octopus静的視野、Goldmann動的視野検査で確認します。
さらにMRIで視路障害などの鑑別を行った上で、
経時的に視神経網膜変化およびそれに一致した視野異常が進行するかどうかを
見極めて、最終的に原発開放隅角緑内障(正常眼圧緑内障を含む)の確定診断へと
至ります。

要するに専門的には「緑内障診断は一日にして成らず」なのです♪(電)

正解. e