多発性骨髄腫
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ステロイドで骨粗鬆症がよぎったけど、普通に導入療法で使うか

eです

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a〜dは適応のはず。
確証を持ってeを選ばずに消去法になりそうなので、勉強してればa〜dを消せるけど、普通に悩みそうなので出来なくてもそこまで気にしなくてよいかと

どれも治療としてはあり得るように思います。

多発部位には照射しない考えると、eはやや違うようにも思いますが、痛みの強い部位には症状緩和で使うこともあります。
自家移植もすぐにはしないと考えるとbが誤りの可能性もあるかもしれません。

まあ、悪問ですね。

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a,d)治療導入だと新規薬剤を含む3剤併用療法でデキサメサゾンとプロテアソーム阻害薬は使います。
b)64歳なので併用療法3コース程度後に自己末梢血幹細胞移植は適応があります。(しかしすぐには行わないのでこれが答えになる可能性はあるかと思います)
c)ASCOやNCCN2020ガイドラインで初回から骨病変の有無に関係なくビスホスホネートの使用が推奨されてます。

e)疼痛緩和または、孤立性形質細胞種や脊髄圧迫等あれば放射線使うと考えますが、基本的に局所治療です。わざわざ「多発」と書いてあるのでこれを間違い選択肢としたい出題者の意図ではないかと思います。

破骨細胞が活発になってるところに放射線を当てる意義がよくわからんのよな……どういうメカニズム期待してるんか

e
単発の病変であれば適応だったと思います
今後レナリドミドも出そう

e
多発でも神経障害をきたす脊椎病変や、脆弱性骨折をきたしうる病変には寛解導入に併用もしくは先行して放射線照射を行うことはあります。しかしこの問題文からは読み取れませんので多分これが正解なのかなと思います。