ｄ、かな・・・

b,c,eは論外

高張だし”脱水”だけど、高血糖により細胞内から血管に水が引き込まれることによる細胞内脱水+偽性低Ｎａ血症で、「高張性脱水（≒水分の喪失）」とは表現しない病態なのかな、と。発熱と経口摂取不良による血管内脱水の要素もありそうなんだけど、定義的に、高張性脱水の場合は高Na血症を伴うと考えていいはず。

一方でdは、呼吸数20くらいでは正直アシドーシスではないと思うが、”予測される”なのでセーフかな、という感じ

adで悩んでdに
高張性って体と尿どっちがだっけとせん妄入りました｡
dの表現のフワッとさと呼吸数、血糖値、摂食不良から恐らくケトン出てるだろうなと。正直に言えば血ガスくらい欲しかったです。

腋窩乾燥から脱水のようだが、高張性脱水は高ナトリウム血症をともなうものであり、aではない。eは計算すれば間違い。

糖尿病高齢者での、意識障害＋脱水で、選択肢の誘導から血漿浸透圧は高値であることから、HHS/DKAを疑いdでしょうか。

※治療法がそんなに変わらないのと、1/3はoverlapするため、あえてHHS/DKAを初期から鑑別する必要はありません。「初期研修の救急外来で役立つ知識」が増えてきた医師国家試験では、今後意味のない鑑別はさらに減っていくのではないでしょうか。

高浸透圧≠高張性　大事なところなのに初めて知りました・・・。

Ｄのケトアシドーシスの「存在が予測される」、断定していないので間違いとは言い切れない。センター試験の現代文を解いてるみたいですね（笑）　改めて日本語は難しいと感じました。

浸透圧、Na、どちらも指標になりうるらしく不問になりました