TOP 第111回 国試速報掲示板 D問題 111D-56

D問題

タイトル:111D-56 コメント数:12 割問 注目

111D-56111D-56

1: 神代あすか   

白内障術後の霧視および眼痛から、重度の眼内炎症が示唆されます。
加えて写真26では下側に前房蓄膿がみられます。前房蓄膿はBehçet病や
水晶体起因性ぶどう膜炎のような非感染性ぶどう膜炎でもみられるのですが、
決定的な特徴は蓄膿のニボーのラインが不規則であり、かなりドロドロした蓄膿、
もとい膿瘍が考えられます。
したがってもっとも考えられる診断は細菌性眼内炎です。
治療は抗生物質の局所および全身投与が基本ですが、
通常は硝子体腔にも炎症が及んでおり、かつそこは抗生物質が
到達しにくい部位でもあるので、抗生物質を添加した眼内灌流液を
使用しながらの硝子体手術を行なうことになります。

正解. b, e

2:   

さすがです、自分には全く分かりませんでした

4: ka   

某K先生が予想してましたね、治療まで苦労して調べた甲斐がありました。be。

5:   

この問題、炎症を起こしているということはaは禁忌肢なんでしょうか??

6:   

これでeを選べる人なかなかおらんやろな…
自分はa,bを選びましたが分からなかったです

7:   

加藤先生のTwitterの予想のまんまでたね。
答えは細菌性眼内炎だから、細菌治療のbと眼内炎のe!

8:   

眼内炎まで分かったが治療まで辿り着けず、、、悔しいです。

9: 神代あすか   

5番様

禁忌肢かどうかは分かりませんが、臨床的には禁忌です。
炎症の増悪や虹彩後癒着を誘発することもさることながら、
最大の理由は毛様体筋の収縮刺激作用によって
眼痛を増悪させるリスクが極めて高いからです。
同じ理由で、ぶどう膜炎や血管新生緑内障や悪性緑内障に対しても
禁忌となります。

10:   

ステロイドパルスは禁忌ですか?

11:   

加藤先生の予想、あれって2016年当時の国試向けに発信された予想でしたよね。でも見ておいて良かったし役に立ちました。あれ見てなかったらベーチェットだと即断してたと思います。
先生ありがとう。

12: 神代あすか   

細菌感染症を除外診断できない限りは
パルスに限らずステロイド治療を行なうのは妥当ではないと考えます。


 
番号 タイトル コメント数  
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59 111D-59 5 チョイ割
60 111D-60 6
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