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第120回 国試速報掲示板
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D問題
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120D-31
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返信先: 120D-31
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【解説】アプローチ ①83歳の男性 ②発熱のため入院中 ③短腸症候群のため中心静脈栄養を受けていた ④39℃の発熱を認めたため、中心静脈カテーテルは抜去した ⑤抗菌薬の全身投与を2日間行っても、発熱は続いている ⑥両眼の飛蚊症を訴えている 画像診断 別冊No. 10の両眼の眼底写真では、眼底に小円形白色病変が多発しており、これは真菌プラークと考えられる。硝子体混濁もあるため、眼底はややぼんやりである。 診断名 両真菌性眼内炎 a × 網膜滲出病変、血管炎が主体である。小円形白色病変の多発はみられない。 b × 高血圧網膜症では小円形白色病変や硝子体混濁はみられない。 c 〇 中心静脈栄養治療の既往、抗菌薬無効、眼底所見から最も考えられる。 d × 結節病変、結節性血管炎、周辺眼底の雪玉状硝子体混濁が特徴的である。 e × 典型的には、出血を伴った広範な滲出病変(いわゆるトマトケチャップ状眼底)を呈する。眼底写真からは考えにくい。 正解:c 補足:両眼底とも、網膜動脈は狭細化しているので、あるなしで言えば高血圧網膜症は「ある」。しかし本問の出題意図は飛蚊症の原因疾患を問うことにあると考えられるので、bを正解選択肢とするのは妥当ではない。この問題は設問文に述べられた背景が正解を得る根拠となる。しかし眼底写真から真菌性眼内炎を診断するというのは、正直、受験生には酷であろう。
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