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第119回 国試速報掲示板
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C問題
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119C-57
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返信先: 119C-57
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副交感神経刺激点眼薬は喘息では禁忌とはなりません。 ただ、色々と問題の多い点眼薬です。 眼圧下降機序は毛様体筋収縮牽引によって惹起された、 経Schlemm管流出路の増大によるものですが、 先述したようにその程度はたかが知れています。 また、前眼部炎症が共在した場合、炎症を増悪させうること、 長期使用により虹彩後癒着や周辺虹彩前癒着を促進させうることが 知られています。 結果、実際の臨床では使用目的がかなり限られており、 原発閉塞隅角症に対する瞳孔ブロック解除の初期治療に 用いられるぐらいであろうと思われます。
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