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第119回 国試速報掲示板
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A問題
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119A-4
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返信先: 119A-4
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e. ケラトアカントーマ - 臍部 ですかね。 ケラトアカントーマは一般的に顔面や四肢に好発しますが、臍部に好発することは稀です。他の選択肢は正しい組み合わせです。 a. 疥癬 - 外陰部 疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚にトンネルを作り、強いかゆみを引き起こします。外陰部や指の間、手首、脇の下、腹部などに発症しやすいですが、外陰部も典型的な好発部位の一つです。 b. ケロイド - 耳介 ケロイドは傷が治る過程で過剰な瘢痕組織が形成される状態です。耳介はケロイドが発生しやすい部位の一つで、耳たぶや耳の軟骨部分によく見られます。特にピアスや手術後などでケロイドが形成されやすいです。 c. 脂腺母斑 - 頭部 脂腺母斑は、皮膚に良性の腫瘍が発生する疾患で、頭部や顔面に多く見られます。これは皮脂腺が過剰に増殖することによって起こるため、特に顔や頭部に好発します。 d. 血管性浮腫 - 口唇 血管性浮腫は、血管から液体が漏れ出して皮膚や粘膜が腫れる状態です。口唇やまぶた、喉などの粘膜部分に好発しやすいです。特にアレルギー反応や薬剤、遺伝性のものなどが原因となります。 e. ケラトアカントーマ - 臍部 ケラトアカントーマは、一般的に顔面(特に顔の中央部や鼻周り)や四肢(特に上肢)に好発します。臍部に発生することは稀で、通常は皮膚の表面に大きな丘疹が現れます。臍部に見られる疾患としては、脂腺母斑や別の皮膚疾患が考えられますが、ケラトアカントーマはそこに発症することはほとんどありません。
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