d　Cockcroftの式は提示されなくても計算できる必要があるかと思います。試験的にはCcreは60でよく、セファゾリン1回2gを1日3日になるかと思います。ただしCockcroftで用いるCreは安定していることが前提かと思います。臨床では点滴回数が増えるために、セフトリアキソンのままで治療も選択肢になりますし、治療反応性から経口抗菌薬への変更も選択肢になります。その際に、キノロン系抗菌薬ではカバーが勿体ないため1世代のセフェム（セファレキシン）への変更が理想です。第3世代経口セフェムは吸収率の観点から好まれません。アモキシシリン・クラブラン酸も経口で利便性が高い経口抗菌薬のひとつですが2024年2月現在国内供給不足の状態です。