月例から考えるに
・母乳のみでは体重増加が見込めない状態
・母乳回数が月齢から考えるに8回は多いと考えられる
・離乳食を進めていくことでの栄養獲得を目指したい
・成長曲線上、SDが低下しており介入が必要
ということから、
e⇒母乳により離乳食への関心が薄れている可能性を考え、この部分から介入を始める
というのが妥当な選択肢かと存じます。

人工乳は確かに選択肢ではありますが、「離乳」がスムーズにできていないことが本症例の主たる問題ですので、やはり1stチョイスではない印象です。
そのうえで体重増加見込めないならば、精査（器質的疾患による栄養獲得不良や離乳できない児の特性の観察）というのが流れであると思います。