TOP › 第118回 国試速報掲示板 › D問題 › 118D-72 › 返信先: 118D-72
放射線治療専門医です.追記させていただきます. aの放射線宿酔はある程度広範囲に照射した場合,部位に関係なく起こりえます. 今回は全骨盤と照射体積が大きいため起こりえると考えます.場合によれば1回照射した後にでも起こる可能性があります. bについて泌尿器系の急性期有害事象として膀胱炎による頻尿が有名なところですが,血尿に関しては発生する時期が早くて照射後半年以降,場合によると5年以上経過するため一般的には晩期有害事象として扱われます.