返信先: 118D-54
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ひしみらくる | # Posted on 2024年2月4日 at 15:51 修正 削除 |
【解説】アプローチ 画像診断 別冊No. 21の開瞼時写真では右眼下眼瞼が左眼に比べて下垂し、軽度の外反もみられる。閉瞼時には右眼球は眼瞼眼球反射(Bell現象)により上外転しているが、右眼上眼瞼が下垂できないために下側球結膜が大きく露出している。 診断名 右顔面神経麻痺 Bell現象とは、抵抗に抗してまぶたを閉じる際の眼球が上方および横方向に偏位する、眼の防御反射である。求心性線維は顔面神経で、遠心性線維は動眼神経を通って上直筋に到達する神経路である。正常者のおよそ90%にみられる。 a × 開瞼時の写真では、正面視で両眼とも角膜反射は中央に位置している。よって斜視はない。 正解:d |