【解説】
アプローチ　
①69歳の男性
②1か月前から左鼻出血を繰り返し、徐々に左鼻閉が悪化
③2日前から物が二重に見える→眼球運動もしくは眼位異常が疑われる

画像診断　別冊No. 19Aの頭蓋造影CT（水平断）では、左上顎洞内は
　　　　　腫瘤で充満しており、骨破壊部より右上顎洞および左眼窩内へ
　　　　　浸潤している。結果、左眼球は前方に偏位突出している。
　　　　　別冊No. 19Bの造影MRI（脂肪抑制T1強調冠状断像）では、
　　　　　高信号の腫瘤浸潤が上記のみならず、鼻腔および頭蓋底にまで
　　　　　及んでいる。
　　　　診断名　左上顎洞癌の左眼窩内浸潤

ａ ×
ｂ 〇
ｃ ×
ｄ ×
ｅ ×

正解：ｂ