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第115回 国試速報掲示板
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D問題
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115D-45
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返信先: 115D-45
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症例の年代的にもEBVによる伝染性単核球症(IM)を想定していると思われますが、腫脹しているリンパ節がどのリンパ節かを記載しないのはちょっと意地が悪いと思いました(典型的には後頸部リンパ節が腫脹します)。それでも異形リンパ球が観察されている点でも傍証は十分ですので、(b)アセトアミノフェンが正答になると思われます。 (c)アンピシリンをはじめペニシリン系薬はIMに対して投与すると高率に皮疹を生じる(とされる)ので投与は控えるべきですが、禁忌ではなかろうと思われます。 ちなみにIMと言われると1対1でEBVを想起する方が多くおられますが、ほかにCMVやHIV、toxoplasmaなどでもIMは起こります。
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