返信先: 115D-3

TOP 第115回 国試速報掲示板 D問題 115D-3 返信先: 115D-3

作成者 返信
神代あすか@榛名 # Posted on 2021年2月7日 at 17:16 修正  削除

a × 急性化膿性炎症の治療に準じて、抗菌薬の局所および全身投与。炭酸脱水酵素阻害薬は眼圧下降作用なので無効。
b × 急性化膿性炎症の治療に準じて、抗菌薬の局所および全身投与。アトロピンは散瞳および調節麻痺なので無効。使うならば眼内炎。
c × ステロイドおよび散瞳薬の頻回点眼が初期治療となる。ピロカルピン点眼は虹彩癒着および炎症増悪(多核白血球の活動性を亢進させるエビデンスがある)を惹起しうるので禁忌に近い。
d × 手術治療(強膜内陥術(バックリング手術)あるいは硝子体手術)が基本である。手術施行までの眼科救急の初期対応としては違和感がかなりあるが、強いて言えば安静であろうか。
e 〇 正しい。しかし可能であれば亜硝酸アミルの吸入による血管拡張も行うべきである。

正解:e