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TOP 第115回 国試速報掲示板 A問題 115A-21 返信先: 115A-21

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R2-D2 # Posted on 2021年2月6日 at 14:56 修正  削除

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Kogojの海綿状膿疱は、好中球が浸潤し角化細胞が破壊されることで海綿状となる、膿疱性乾癬に典型的な病理像です。
尋常性乾癬として治療されていた患者の紅斑の拡大や発熱というエピソードも合致します。
ブドウ球菌性熱傷様皮膚炎では黄色ブドウ球菌が、伝染性膿痂疹では黄色ブドウ球菌もしくはA群β溶血性連鎖球菌が膿疱からの細菌培養で検出されます。
Kaposi水痘様発疹症では単純ヘルペスウイルス1型もしくは2型がTzanck試験で検出されます。
疱疹状皮膚炎はグルテンとIgAによる免疫複合体で水疱が形成される疾患ですが、膿疱は認めません。