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TOP 第114回 国試速報掲示板 D問題 114D-75 返信先: 114D-75

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NN # Posted on 2020年2月9日 at 17:53 修正  削除

解答: 97
大気圧下ではAaDO2 = PAO2 – PaO2 = 150 – PaCO2/0.8 – PaO2
本来の計算式は、150の代わりに
(大気圧-水蒸気圧)×FiO2で計算するので
(大気圧-水蒸気圧)×FiO2=(760-47)×0.28=199.64

よって AaDO2=199.64- PaCO2/0.8 – PaO2
=199.64-36/0.8-58
=199.64-45-58
=199.64-103
=96,64  ⇒97
正常ではAaDO2は5~15くらいまでですから、
AaDO2が97というのは、とんでもない値だな。
拡散能低下が著しい。

通常は大気圧を760、FIO2を0.21、水蒸気分圧を43と仮定して、
PIo2=150.57≒150で代用している。
(PIO2=(PB-水蒸気分圧)×FIO2=(760-43)×0.21=150.57≒150より)
今回は、ここを計算させたわけ。