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TOP 第114回 国試速報掲示板 C問題 114C-64 返信先: 114C-64

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aaaa # Posted on 2020年2月11日 at 17:28 修正  削除

SPO2は正常、呼吸数は30回とやや多い。口腔内に吐物を認めることから誤嚥や窒息の可能性を考慮して気管挿管をするべきである。

中毒の発生時間は未定(おそらく数時間経過)、かつ意識障害あるため、送還をしていない状態での胃洗浄や活性炭は不適切である。

カフェインは分子量が小さく、タンパク結合率も低いことから、血液浄化療法を行うのであれば、大きい分子を除外する血液ろ過よりも血液透析の方が理にかなっている。実際、急性カフェイン中毒の症例で血液透析を行い、症状が改善した例が症例報告に挙がっている。

しかしながら、救急の基本はあくまでABCであり、気管挿管をファーストとするべきである。