返信先: 114A-28
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匿名 | # Posted on 2020年2月10日 at 22:17 修正 削除 |
これらの選択肢は低身長をきたす鑑別診断の疾患です。まず、クレチンとPrader Williは先天性スクリーニングの結果がないこと、知的な遅れの記載がない(というか、正常の発達です)ことから否定します。つぎにCushingは肥満などの身体所見がありませんので否定。最後に残った成長ホルモン分泌不全性低身長症とSGAですが、SGAは出生時の体重、身長が出生時の週数の標準の児の10パーセンタイル以下であることが必要です。この症例ではいずれも10パーセンタイル以上なので否定されます。以上より、成長ホルモン分泌不全性低身長症(GHD)が最も疑われます。ただし、GHDの診断にはさらに成長ホルモン分泌刺激試験で成長ホルモン値の低値であることが必要です。 |