MEC国試速報掲示板
TOP
TOP
›
第112回 国試速報掲示板
›
A問題
›
112A-52
›
返信先: 112A-52
編集
ニックネーム
パスワード
かなり悩ましい問題です (神代はこのような事例に遭遇したことはありません)。 眼アルカリ薬傷管理(学術的なガイドラインなし)の原則は 初期応急治療、すなわち生理食塩水により最低10分の持続洗眼に尽きます。 問題はその後の対応ですが、原因物質、暴露時間、初期治療の状況によって かなり左右されます。問題の症例ではpHが9とかなり中性に近づいており、 生食洗眼をとことん頑張っていただければよい局面ではないかと考えます。 中和剤を用いた治療(大昔はそう教えられていたそうです)は 一見リーズナブルですが、ホウ酸液を置いている施設は極めて少ないこと、 中和反応に伴う影響(例えば、中和熱による熱傷)も懸念されることから 否定的な意見も少なくありません。 この問題のポイントは結膜嚢のpH9をどうとらえるかにかかっています。 正解.とりあえずd
更新