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TOP 第111回 国試速報掲示板 H問題 111H-13 返信先: 111H-13

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匿名 # Posted on 2017年2月13日 at 17:36 修正  削除

類題103I22 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。(正答率97.6%)
a :Lanz圧痛点…………………虫垂炎
b: Murphy徴候…………………急性膵炎
c :Blumberg徴候………………腹膜炎
d :McBurney圧痛点……………虚血性大腸炎
e :Courvoisier徴候………………激症肝炎

正解:a、c
○a: Lanz圧痛点は左右上前腸骨棘を結ぶ線上の右1/3の位置における圧痛点で虫垂炎診断につかう。
×b:Murphy徴候は、急性胆嚢炎で、胆嚢部を指で強く圧迫し深呼吸を指示すると、痛みが出て
突然呼吸を止める現象。
○c:Blumberg徴候は、炎症が進展すると、腹部を徐々に圧迫して急に手を離すと
圧迫時より強い疼痛が生じる腹膜刺激症状が出現する。
×d:McBurney圧痛点は、虫垂炎診断上の臍と右上前腸骨棘を結ぶ線上の右1/3の位置における圧痛点。
×e:Courvoisier徴候はCourvoisier胆嚢とも言われ、無痛性黄疸を含め、拡張した胆嚢を触知する所見で、
十二指腸乳頭部や膵内胆管癌を含め膵頭部領域の癌にも認められる。
右季肋部に球状,表面平滑の胆嚢と思われる腫瘤を触知した時の徴候。
膵頭部癌や下部胆管癌。
三管合流部以下の閉塞で起こります
108G37に類題。
Courvoisier徴候を示すものはどれか?
a胆嚢癌 b膵頭部癌 c肝内胆管癌 d下部胆管癌 e肝門部胆管癌
正解:bd