MEC国試速報掲示板
TOP
TOP
›
第111回 国試速報掲示板
›
D問題
›
111D-56
›
返信先: 111D-56
編集
ニックネーム
パスワード
白内障術後の霧視および眼痛から、重度の眼内炎症が示唆されます。 加えて写真26では下側に前房蓄膿がみられます。前房蓄膿はBehçet病や 水晶体起因性ぶどう膜炎のような非感染性ぶどう膜炎でもみられるのですが、 決定的な特徴は蓄膿のニボーのラインが不規則であり、かなりドロドロした蓄膿、 もとい膿瘍が考えられます。 したがってもっとも考えられる診断は細菌性眼内炎です。 治療は抗生物質の局所および全身投与が基本ですが、 通常は硝子体腔にも炎症が及んでおり、かつそこは抗生物質が 到達しにくい部位でもあるので、抗生物質を添加した眼内灌流液を 使用しながらの硝子体手術を行なうことになります。 正解. b, e
更新