MEC国試速報掲示板
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第111回 国試速報掲示板
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A問題
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111A-24
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返信先: 111A-24
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結論から言いますと、 診断は左加齢黄斑変性(AMD)で、 抗VEGF薬硝子体内注射の適応と考えられます。 カラー眼底写真では中心窩を含めて4乳頭径大の 出血および滲出斑を伴った円盤状病変がみられます。 光干渉断層計(OCT)では、中心窩領域に網膜浮腫はあります。 AMDの基本病理は脈絡膜新生血管による網膜色素上皮(OCTでは 一番下の太い白線で示されます)剥離なのですが OCT上でははっきりしません。が、よくみると中央の影になっているところで わずかに白線が感覚網膜側に浮いているのがみられます。 少なくとも糖尿病黄斑浮腫(回答bが適応となりうる)との鑑別が必要なので、 典型的に色素上皮剥離のある部分を提示するか インドシアニングリーン蛍光眼底造影検査写真を提示する配慮は 必要だったかもしれません。 正解. c
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