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最終未発症確認時刻を発症時間とするので、発症時刻を就寝時として、すでに4.5時間は超えているでしょうから、rｔ-PAはなし。（脳出血家族歴はrｔ-PA禁忌事項に含まれず）
日本脳卒中学会の脳卒中治療ガイドラインでは、急性期心原性脳塞栓症に対する抗凝固療法は、小梗塞で主幹動脈の閉塞がなければ早期のヘパリン投与を容認しているようです。Re-attackの予防でしょうね。ただし、症例ごとに選択するようにとのことであり、この出題・解答はコンセンサスが得られそうにないですね。
画像上は脳浮腫が来てなさそうで、梗塞範囲も狭いので、抗脳浮腫療法は避けました。

アテローム血栓性の診断には、50%以上の主幹動脈の狭窄が必要です。