こういう問題では、診断基準の中に書いてあるかどうかなどもとても重要になります。
むずむず脚症候群(restless legs syndrome) の診断基準
1.脚を動かしたいという強い欲求が存在し,また通常その欲求 が,不快な下肢の異常感覚に伴って生じる
2.静かに横になったり座ったりしている状態で出現,増悪する 3.歩いたり下肢を伸ばすなどの運動によって改善する 4.日中より夕方・夜間に増強する
診断を補助する特徴
1.家族歴
2.ドパミン作動薬による効果
3.睡眠時のperiodic leg movementsが睡眠ポリグラフ検査上有
意に多く出現
で、確かに睡眠中の周期性四肢運動が見られることが多いようですので、eが間違いとは言えないですね。ただ、入眠時とは限らないと思うので、20の方もおっしゃているように、日本語が少し不親切と思います。
足の異常感覚は、運動で改善しますし、加齢で増加、ドパミン作動薬が有効ですから、bcdは間違い。
aは、REM睡眠行動異常症も、むずむず脚症候群もパーキンソンとの関連が言われてたりとかそういう記述はありましたが、直接の関連性があるとした記述は見つけられなかったです。
なので、eが正解でいいのかなと思いますが、全例で見られるわけではないことから、どちらかといえば、定義的なものを選択肢に入れて欲しかったですね。
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