TOP › 第108回 国試速報掲示板 › E問題 › 108E-1 › 返信先: 108E-1
結核はかつて日本国民にとって、国民病・亡国病と恐れられていた、非常に恐ろしい病です。 戦後になってからは抗生物質の普及と、1951年に制定された結核予防法により、日本は世界で類を見ない程の早さで結核の封じ込めを展開し、徐々に患者数は減少していきました。 当時の結核対策は国を挙げての一大事業であり、その戦いの歴史を知ると共に、結核の再燃が叫ばれているこの時代に医師となる人たちへの警告ともとれる問題ですね。