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第108回 国試速報掲示板
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A問題
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108A-35
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返信先: 108A-35
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眼瞼下垂・散瞳がない、ということから、右動眼神経全体の麻痺は否定される。 「左方視時に複視が増大」→左眼の眼球は外転良好、ということから、右眼内直筋麻痺の形と解釈できる。 MLF症候群ならば輻輳時に右眼も内側に寄せることができる(より目)。この図がないのが変。 Fisher症候群ならば、感冒症状の先行、両眼性の外眼筋麻痺などが生じる。これらがないのが変。 以上から、DM性神経麻痺が最も考えられる。病歴にDMが記載、起床時の麻痺自覚、四肢末端の知覚鈍麻なども矛盾しない。DM性動眼神経麻痺では、経験上、眼瞼下垂や散瞳は生じにくく、数か月で自然軽快することが多い。
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