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第107回 国試速報掲示板
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I問題
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107I-44
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返信先: 107I-44
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bが正解。本問の症例はTourette障害(Gilles de la Tourette症候群)。 チック障害: 不随意的、突発的、急速、反復性、非律動的、常同的な運動、あるいは発声が4週間以上持続。病因は遺伝素因、大脳基底核の機能的偏り、神経伝達物質など。 学童期発症が多く、男児に多い。精神発達、脳波は正常。睡眠中には認められない。短時間なら随意的に抑制できる。 ・運動チック: 瞬目、首振りが多く、他に、肩をすくめる、など。 ・音声チック: 咳ばらいが多く、他に、反響言語、反復言語、汚言、など。 分類: ①一過性チック障害: 1年以内に消失。大部分を占める。 ②慢性運動性または音声チック障害: 1年以上続く。運動性チックまたは音声チックのいずれかを有する。 ③Tourette障害: 1年以上続く。運動性チック、音声チックの両方を有する。青年期までに消失するものも多いが、一部は成人になっても持続。
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