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TOP 第107回 国試速報掲示板 D問題 107D-28 返信先: 107D-28

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mako # Posted on 2013年2月12日 at 23:45 修正  削除

はっきりわかりませんが、単純に縦隔腫瘍が外圧によって穿破した症例と言い切るには、多少違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・ 画像的に、この縦隔腫瘍らしきものは、teratomaっぽいので、確かに穿破によって、漿液成分、粘液成分が右胸腔に広がったという解釈もわかりますが、胸部に受けた外圧が契機になって、右主気管支あたりを巨大腫瘍が圧迫・閉塞に至らしめ、右肺全体が無気肺にいたった・・・てこともあり得ませんか・・・ そう考えると、右肺の呼吸音が減弱していること、酸素吸入をしていることがよりしっくりくる気がします。ただ、主訴たる胸痛がやや謎のままですが、少なくとも体位によらない痛みということは、穿破による成分が胸膜刺激になっているという解釈も、それはそれでやや無理があるような気がします。図cのX線にわざわざSIT(座位)と書いてあることも気になります。(何故か、図dがアップされていないのも、別の意味で気になります)。そのCT画像がキーとなる気もします。
未だ、誰も議論の対象ともせず、無駄な深読みな気もしますが、私以外にも、なんか違和感を持っている人はいるのでは? と思い、投げてみましたー
というか、画像がそろっていないので、はっきりしたことは言えませんよね。
スタッフさん、よろしくお願いします。