TOP 第107回 国試速報掲示板 D問題 107D-40

D問題

タイトル:107D-40 コメント数:8 チョイ割

107D-40 107D-40A 107D-40B 107D-40C

2: mako   

eの部分胞状奇胎なら胎児成分はあっても胎児心拍は聞こえないのでは?
消去法および正常妊娠流産後のhCG高値という教科書的記述で d

3: t   

存続絨毛症は子宮内容除去術後の経過をみた時のもので、この問題では術前のものしか書かれてないのでeだと思います。

4: mako   

存続絨毛症の診断に病理画像による確認は必須ではないと思います。9w2d時点で正常妊娠が終了しているので、6w4d以降9w2d以前に存続絨毛症にいたったと判断し、9w2d時点でhCG異常高値であることから術前であっても診断はつくと考えました。その上で、画像によって病巣確認できた(画像は正常絨毛で病巣はない気もしますが、それはまた別の話)ので、これから絨毛癌診断スコアをつける(あるいは化学療法開始)段階かと… 
ただ、胎嚢及び心拍が確認され正常妊娠と診断されるタイプの部分胞状奇胎があるのならやはりeも否定できません。う~ん。詳しい方、教えて下さい(+_+)

5: iCrip ad   

■iCrip管理委員会■
eが多いですが、aの回答も多いようです。

6: J   

受験生です。私も悩んだ末、aの絨毛癌にしましたが。。。組織標本はどうやらeの部分胞状奇胎のもののようです。組織所見では①「嚢胞化絨毛と正常絨毛の混在」、②「軽度な絨毛細胞の増殖」、③「絨毛間質に血管がみられる」などがみられています(①・②はBにより、③はCの標本により確認されると思います)。絨毛癌では明らかな絨毛形態が確認できず、また、全胞状奇胎では絨毛細胞の増殖が全周性にみられることや絨毛間質に血管がみられないなどの特徴があるはずです。病理学・組織学の勉強不足でした。。。

7: an   

eにしましたが完全に勘で選びました。dは聞いたことがありませんでした。

8: 病理医   

確認ですが、画像Aは子宮体部の肥厚と内腔のナニカで、画像BとCは異型のないTrophoblastによる絨毛です。A,B,Cは無いと思います。
「存続絨毛症」というのは確か「臨床や画像で病的なものは確認されないけど、臨床的に妊娠継続ないしhCG上昇などが確認されてしまう」というもので、本症例には当てはまらないと思います。組織学的にPartial moleと診断するにはp57の染色が必須とは思いますが、消去法的にEを選びます。


 
番号 タイトル コメント数  
1 107D-1 1
2 107D-2 3
3 107D-3 2
4 107D-4 3
5 107D-5 1
6 107D-6 4
7 107D-7 2
8 107D-8 5 チョイ割
9 107D-9 8 割問
10 107D-10 2
11 107D-11 16 割問 注目
12 107D-12 3
13 107D-13 2
14 107D-14 1
15 107D-15 3
16 107D-16 2
17 107D-17 2
18 107D-18 9
19 107D-19 3
20 107D-20 4
21 107D-21 4
22 107D-22 1
23 107D-23 2
24 107D-24 3
25 107D-25 6
26 107D-26 2
27 107D-27 1
28 107D-28 5
29 107D-29 1
30 107D-30 3
31 107D-31 4
32 107D-32 3
33 107D-33 5
34 107D-34 8 割問
35 107D-35 9
36 107D-36 3
37 107D-37 2
38 107D-38 4
39 107D-39 2
40 107D-40 8 チョイ割
41 107D-41 1
42 107D-42 1
43 107D-43 2
44 107D-44 2
45 107D-45 2
46 107D-46 2
47 107D-47 3
48 107D-48 5
49 107D-49 3
50 107D-50 13 割問 注目
51 107D-51 3
52 107D-52 2
53 107D-53 1
54 107D-54 1
55 107D-55 7
56 107D-56 8 チョイ割
57 107D-57 5
58 107D-58 2
59 107D-59 5
60 107D-60 12 割問 注目
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